スペインで半ベソかいた話

留学

 

 

いやぁ。この前の金曜日に半ベソかきました。スペインでの留学生活は基本的に楽しくて、落ち込むことは全くなかったのですが、流石に今回ばかりは泣きそうになりました。その日のことを書いてみようと思います。

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なぜ泣きそうになったのか。

結論から言うと、スペインでの滞在期間の延長が出来なかったからです。日本を出国する際に、学生ビザを作成していきました。ビザと言うのは、その国での滞在を許可する証明書です。基本的に留学のような長期間の滞在を行う場合には、パスポートとビザが必要になります。僕の場合、留学期間は来年の2月まで。6ヶ月の滞在なのですが、出国の際に渡されたビザの滞在許可期間は今年の12月迄です。留学終了まで滞在が出来ないので、現地(スペイン)でビザの延長を申請するようにスペイン大使館の人に言われました。

 

 

 

 

そこで、早速ビザの延長をしようと、

現地の外国人関係の機関に行きました。

 

 

 

僕:「Hola! ビザの延長をしたいです!」

 

役所の人:「OK! 必要書類見せて!」

 

〜1分後〜

 

役所の人:「…無理です!」

 

 

 

僕、頭真っ白になりました。

 

 

んん??

ん??

 

 

 

僕:「もう一度言って頂けますか??」

 

 

役所の人:「無理です! あなたの入国日が10日早ければ許可出来たけど、あなたは期間延長に必要な日数を満たしていないわ。12月9日迄にスペインを出ていかなきゃダメよ。

 

 

僕:「…(嘘でしょ。んん?まじ?) いや、日本のスペイン大使館でそんな事言われなかったし、期間延長の必要日数とか知らないよ。僕は大使館に言われた通りに、申請作業してますよ?」

 

 

役所の人:「…他にも滞在期間延長の方法があるけど、どれも利用出来ないわ。残念だけど不可能よ。」

 

 

本当に泣きそうでした。12月9日迄にスペインを出国しなければならないと言われた時の絶望感は今後忘れないと思います。センター試験本番の数学1・Aで、大門1個分のマークミスに回答用紙提出の時に気づいた時と同じくらい凹みました。とにかく頭が真っ白になって、留学の為に頑張ったバイトとか、わざわざ山形から仙台まで毎日通った日々を走馬灯のように振り返っていました。

 

 

僕:「…(もはや、ここまでか。。こんな事で帰らなきゃいけないなんて。。悲しすぎる。。最悪だ。。)」

 

 

 

その時、申請の手伝いに来てくれていたコロンビア人の友達が口を開きました。

 

友達:「#&%%&$%&&’%8767&???

(*この時頭真っ白で何言ってんのか分かりませんでした。)

 

 

 

 

するとなんだか、偉そうな人がいる部屋に通され、その人に改めて申請書類を見せると、

 

 

 

 

 

偉い人:「…ふーん。。大丈夫だよ。君の入国日は別に問題ないし、期間延長できるから安心して。」

 

 

 

僕は何故か滞在期間の延長に成功しました。心の底からホッとしました。もしコロンビア人の友達がいなければ、僕は諦めて12月9日にスペインを出国していました。本当に友達には感謝しています。

 

 

 

 


 

結局何故、僕は延長が出来ないと言われたのに、延長の申請が出来たのか。

 

あの時友達は何を言っていたのか、謎のままです。

 

 

 

色々と済ませて家に帰る道中は

 

もう心底疲れた。

友達って大事だなぁ。

とにかく延長できてよかった。

もう、ビール飲んで寝よう。

 

って感じでヘトヘトでした。

 

 

 

 

 

色々と行政に思うことはあるのですが、国が違いますし、よく分からないことは、よく分からないままでしょうがないです。

 

 

 

人生何があるか分からないので皆さんもお気をつけて。。

 

 

 

久しぶりに泣きそうでしたよと。。

アディオス。

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