オンラインで日本語教育を行う。

机の上のパソコンとノート 日本語教育

さて前回の記事では、これからの自分の計画を書きました。

その中で、自分の計画として、これからはオンラインでの日本語教育に心血を注ぐことを記しました。この記事では、自分のこれからの計画を書いていこうと思います。

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オンラインで日本語教育を行う意義

日本に興味を抱く若者の多さ

自分はスペインに半年間交換留学をしていました。その時の様子はコチラの記事に書いていますので、興味があれば読んでみてください。

半年間スペインに住んでみて1つ驚いたことがあります。それは、日本のアニメや漫画が好きな人の多さです。今はNetflixを中心に、日本のサブカルチャーのコンテンツが世界中の人々に浸透しています。

そのおかげで、日本のアニメや漫画を知っている、好んでいる人は沢山います。彼らは日本語の音声を聞きながら、スペイン語の字幕でアニメを見る訳です。自分と同じくらいの高校生から大学生くらいの年齢の人だけでなく、小学生くらいの子供たちも日本のアニメが大好きです。

このような、インターネットを基本とした、現代のコンテンツの消費形態の普及により、スペインでは多くの若者が、日本、又は日本語学習に興味を抱いています。これはスペインのみならず、他の国々でも同様の現象が起きていると考えられます。

しかし、実際に日本語を学習している人は、大学で日本語の授業を取っている人や、語学学校で街中の日本語教室に通える人です。

日本語の学習を行いたいと思っても、街中ではなく田舎に住む子供たちや、大学生以外の人々は、中々興味があっても、通学までの時間がかかるし、お金もかかるし、日本語の授業に手が出しづらい現状があります。

日本語教育のビジネスとしての難しさの考察

これは考えてみれば自然なことです。

例えば、英語を学ぶことに対して、労力や金銭的コストをかけることのハードルは、そこまで高くありません。英語を習得することによる恩恵は誰しもが知っています。ほとんどの人は、英語を話せるようになることの具体的なメリットを想像できるのです。

親が子供の英語教育に対してコストをかけること、もしくは自分自身に対して英語学習の為に金銭的投資をすることは、多くの人が至極真っ当であると捉えるでしょう。

しかし一方で、日本語学習はどうでしょう?

もし自分の子供が、遠い場所にある日本語学校に通いたいと言ったら?

日本語で得られるメリットを具体的に想像することは難しいという現実があります。日本語は英語と違って、日本でのみ使われる言語ですので、日本語を覚えたとしても、日本語を話せることによって仕事を得られる可能性というのは、英語によって得られる可能性と比べれば、とても小さなものです。

これゆえに、日本語教育を海外で展開することは非常に難しいのでしょう。ビジネスとして成立させるには、英語教育と比べると、実用性において劣っている分、難しいのです。

しかし当たり前ですが、資本主義社会に生きる以上、ビジネスとして成立しないものは、中々普及しません。

日本語教育をオンラインで行うことの利点

そこで、日本語教育をオンラインで行うことに、大きな意義が存在するのです。

オンライン上では、スペインの田舎に住んでいようが、ブラジルの山奥に住んでいようが、アメリカのニューヨークに住んでいようが、分け隔てなく日本語学習の機会を提供することができます。

距離的な制約は、オンライン上ではゼロになります。

さらに、既存のビジネスモデルを使えば、世界中の潜在的な日本語学習者に対して、無料で学習の機会を提供しつつ、日本語教育を提供する側にも対価が支払われる仕組みを成立させることが可能です。

*ちなみにビジネスにおける『無料』の意義については下の本を読めば、よく理解できます。この本の紹介をする記事も参考までに載せておきます。

オンラインで日本語教育での3つの柱

オンラインで日本語教育を行いつつ、ビジネスとして成立させる為に、下の3つを行います。

  1. Youtubeでの日本語教育動画の配信
  2. 日本語学習サイトの運営
  3. オンライでの日本語レッスン

具体的にそれぞれにおいて、どのような活動をするのか、また、どのようにそれぞれが組み合わさって、相乗効果を発揮していくのかを解説します。

1.Youtubeでの日本語教育動画の配信

まずYoutubeでの日本語教育動画の配信について説明します。

これは未だに本格的に運営していないのですが、近々、ほぼ毎日更新を開始する予定です。

ここが集客のメインになります。Youtubeにおいて日本語教育に興味がある人々に対して、日本語学習に適した動画素材を提供し、多くの人に学習機会、そして自分の行うオンライでの日本語教育活動を知ってもらいます。

このYoutubeには自分の他の日本語教育サイトにもつながるようにして、別個の活動の橋渡しを行います。

2.日本語学習サイトの運営

2つ目に行うのは、日本語学習サイトの運営です。

日本語学習サイトではYoutube動画の整理、そして、ネットの記事形式の日本語学習素材を提供します。予定では、SoundCloudを利用した音声素材、Google Document等を利用した紙媒体の学習素材を整理し、配布をしようと考えています。

Youtubeの動画と、Webサイトを組み合わせて運営することで、さまざまな角度から日本語学習者に対して学習素材や学習機会を提供していきます。

こちらもYoutubeと同時進行で運営を開始します。

Nihongo-Learning
Learn Japanese through comprehensible input‼|Videos,books,online lesson…

3.オンラインでの日本語レッスン

最後にオンライン上での日本語レッスンです。

現在はPreplyというサービスを使って日本語のレッスンを行っています。

ここで実際に学習者と関わる中で、必要な日本語教育素材のアイデアを探り、YoutubeやWebサイトの更新に繋げていこうと思います。

Yuta T., 楽しく日本語を教えます!!
こんにちは!Yutaです! 会話(かいわ)を中心(ちゅうしん)とした授業(じゅぎょう)を通(とお)して、皆(みな)さんの日本語(にほんご)の勉強(べんきょう)のお手伝(てつだ)いをします! 現在(げんざい)は日本(にほん)の東北地方(とうほくちほう)、山形県(やまがたけん)に住(す)んでいます。趣味(しゅみ)はギターを...

本サイト「Genial」は

このサイト「Genial」では、自分の考えたことや勉強したことなどを、継続して更新していく予定です。

これから本格的に始動する、オンラインでの日本語教育の進捗などをまとめつつ、共有できたら良いと思っています。

とりあえずはオンラインでの日本語教育の活動に集中するので、他よりも更新頻度は少ないかもしれませんが、とりあえず本サイトも、更新はしていきます。

おわりに

今後の具体的な予定を書きました。

今後2年が勝負の年です。

たくさんの人に、日本語学習が面白いと思ってもらえるように頑張っていきます。

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