ベイルの中国行き騒動の真相

ラ・リーガ

昨年の夏に破談したレアル・マドリードFWガレス・ベイルの中国移籍。江蘇蘇寧への移籍契約が90%完了していたとスペインのスポーツ紙『マルカ』は報じている。

 

ベイルの中国移籍については記憶に新しい。2019年の夏にベイルの中国行きの可能性が浮上し、連日メディアを賑わせた。中国サッカー・スーパーリーグのチームからの大型オファーにより、移籍の可能性は高いとまで言われていた。しかし突如として移籍契約は破談。様々な憶測が飛び交うことになった。ベイルはレアル・マドリードに残り、現在もスペインにいる。

 

さて今回『マルカ』によって報じられたのは、契約に当たっていた中国のクラブ、江蘇蘇寧のコスミン・オラロイ監督による証言だ。

 

初めは給料を支払うだけだったが、急に移籍金も要求され、我々の予算を超えてしまった。契約は90%が完了していたが、一夜にして全てが変わった。それはレアル・マドリードがやった事で、我々では無い。(一部省略)

『Marca』,『マルカ』

 

なお、このコスミン・オラロイ監督のインタビューは、UAE-The Nationalが行ったものだ。ドバイで彼の指揮するチームがトレーニングをしている際にインタビューが行われた。

 

以下の記事にそのインタビューの映像が乗っている。
https://www.thenational.ae/sport/football/how-gareth-bale-came-close-to-signing-for-chinese-super-league-and-cosmin-olaroiu-1.982590

 

今回の報道から分かるように、ベイルの中国行きが消滅したことの理由の1つに、レアル・マドリード側からの金額の引き上げがあったことは確かなようだ。

 

突如舞い込んだ去年のベイルの移籍騒動の真相だった。

 

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