バルセロナの独立運動について

サグラダファミリア 留学

今スペインで話題になっているニュースがあります。それはバルセロナの独立運動についてです。今回の記事ではその事について少し解説をしてみたいと思います。

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バルセロナの歴史

まずは簡単にバルセロナの歴史について解説をします。

 

現在バルセロナはスペインで最も有名な観光都市だと思います。ガウディのサグラダ・ファミリア、海沿いの景色、新鮮な魚介類、世界最高のサッカーチーム。魅力溢れる都市です。

 

スペインが成立したのは15世紀後半ですが、それ以前からバルセロナは伝統歴な言語カタルーニャ語を使用していました。スペインの一部の地域ではあるものの、独自の文化や言語が存在していたわけです。

 

ですが、カタルーニャの人々は歴史上、

色々な場面で抑圧されてきました。

(公の場でカタルーニャ語を話す事を禁じられたりとか。)

 

 

そしてフランコ(スペインの独裁者)の登場により、スペイン全土の言語はカスティジャーノ(マドリードの方言)に統一されてしまったのです。

 

彼の独裁政治は1939年から彼が死ぬ1975年まで続きます。

 

カタルーニャ語はカステジャーノと似ていますが、やはり違います。

 

言語は文化の象徴でもあるわけですから、

バルセロナの人達は怒るわけです。

 

しかし、独裁者に反抗できるわけもなく、抑圧されるわけです。

(こんな感じで、マドリード側とバルサ側って政治的に仲が悪かったりするわけです。だからクラシコって昔から盛り上がっている訳です。自分たちの誇りをかけた闘いみたいな感じに。)

 

独立運動の歴史

はい。そんな感じで抑圧をされていたわけですが、独裁者もいなくなり、独立運動が活発になってきます。

 

政治問題を解説するのは難しいのですが、独立側の意見として簡単なことを1ついうと、バルセロナの観光業で稼いだお金をスペイン政府に沢山支払わねばならないことを挙げています。2008年のリーマン・ショックで、失業者が増えた時にこの考えを持つ人が増えたそう。

 

ただ、近年はブレクジット(イギリスのEU離脱)のニュースの影響で、デモは落ち着いていたそうです。

(独立するのはイギリスみたいに、色々な面でデメリットあるんじゃないか?みたいな。)

 

 

が、今月に入りまた大きくなったわけです。

 

それは何故かというと、

2017年にバルセロナの知事が国の許可なく、

バルセロナの住民に独立の意思を問う選挙を行った事が影響しています。

 

何故今話題なのか

で、その選挙は違法行為なわけで裁かれるわけです。選挙に関わったとして9人が裁判を受けることになったのですが、判決は非常に重いものでした。

 

 

最も重い判決を受けた前州副首相は禁錮13年です。

 

これには多くのバルセロナの人々が声をあげたわけです。あのグアルディオラも動画メッセージを出しています。

 

そしてこれを引き金に多くの市民がデモを再び行うようになったわけですね。

 

 

 

 

 

 

物凄い簡単にですが書いてみました。

 

 

 

また参考文献に上げていますが、

https://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/400/284306.html

この記事は今回のテーマに関しての記事で、

2017年のものですがメチャクチャ分かりやすいので、

時間がある時に読んでみると良いと思います。

 

 

政治って本当に難しいですよね。

もっと勉強しようと思います。

 

 

 

結構、

グローバルからクローズしていく流れって

世界的に起こっていますよね。

 

クローズの次はどうなるのでしょうか。

 

 

参考文献


https//www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/400/284306.html

カタルーニャ独立派幹部に長期禁錮刑 バルセロナで抗議デモ
【10月15日 AFP】スペイン北東部カタルーニャ(Catalonia)自治州政府が2017年に強行し失敗した独立の試みをめぐる裁判で、同国の最高裁判所は14日、当時の州政府幹部ら9人に対し長期の禁錮刑を言い渡した。

 

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