記事の内容
こんにちは!Yutaです!
この記事ではスペイン語の目的格人称代名詞について解説をします。
スペイン語の勉強をしていて、
目的格人称代名詞が分からずお困りの方は、是非参考にしてください。
それでは、バーモス!
スペイン語:目的格人称代名詞とは
まず最初に目的格人称代名詞について説明します。
目的格人称代名詞は、分かりやすく言えば、
「あなたに、彼に」や「あなたを、彼を」などの動詞の行為の対象を示す代名詞です。
目的格人称代名詞には
- 間接目的格人称代名詞
- 直接目的格人称代名詞
の2種類があります。
簡単な例文で2種類を紹介します。
私はあなたにそれをあげます。
この例文中の、teが間接目的格人称代名詞で、loが直接目的格人称代名詞です。
間接目的格人称代名詞と、直接目的格人称代名詞の見分け方は簡単です。
『〜を』という意味を持つのが、直接目的格人称代名詞
スペイン語:間接目的格人称代名詞の解説
まず、間接目的格人称代名詞の解説をします。
間接目的格人称代名詞の種類
間接目的格人称代名詞の一覧表は以下の通りです。
単数 | 複数 | |
1人称 | me:私に | nos:私たちに |
2人称 | te:君に | os:君たちに |
3人称 | le(se):(彼、彼女、あなた)に | les(se):(彼ら、彼女ら、あなた方)に |
間接目的格人称代名詞の使い方
間接目的格人称代名詞の使い方を解説します。
まず間接目的語(『〜に』という目的語)をみつけます。
わたしは弟に1冊の本をあげる。
あとは簡単です。上の表から適切な間接目的格人称代名詞を選びましょう。
『弟に』を言い換えれば、『彼に』になるので、下のような文章を作ることができます。
わたしは彼に1冊の本をあげる。
このように、間接目的格人称代名詞は使うことができます。
*『se』の使い方は、この記事の【スペイン語:目的格人称代名詞が2つ用いられる場合】で解説をしています。
スペイン語:直接目的格人称代名詞の解説
次に、直接目的格人称代名詞の解説をします。
直接目的格人称代名詞の種類
直接目的格人称代名詞の一覧表は以下の通りです。
単数 | 複数 | |
1人称 | me:私を | nos:私たちを |
2人称 | te:君を | os:君たちを |
3人称 (男性) |
lo:(彼、あなた、それ)を | los:(彼ら、あなた方、それら)を |
3人称 (女性) |
la:(彼女、あなた、それ)を | las:(彼女ら、あなた方、それら)を |
直接目的格人称代名詞の使い方
直接目的格人称代名詞の使い方を解説します。
まず直接目的語(『〜を』という目的語)をみつけます。
わたしはこの本を買う。
あとは簡単です。上の表から適切な直接目的格人称代名詞を選びましょう。
『この本を』を言い換えれば、『それを』になります。そして、『libro』は男性名詞なので、下のような文章を作ることができます。
わたしはそれを買う。
このように、直接目的格人称代名詞は使うことができます。
*スペインでは、3人称男性の直接目的格人称代名詞に、leを用いる地域があります。
スペイン語:目的格人称代名詞が2つ用いられる場合
間接目的格人称代名詞と、直接目的格人称代名詞が両方用いられる場合があります。
私はあなたにそれをあげます。
この例文では、『te』が間接目的格人称代名詞で、『lo』が直接目的格人称代名詞です。
このような文章を作るときは、
の順で文章を作るようにしましょう。
また間接目的格人称代名詞と、直接目的格人称代名詞のどちらも3人称の場合は、間接目的格人称代名詞は『se』を用います。
私は彼女たちにそれをあげます。
また、『se』の指す代名詞をはっきりさせたい場合は、『a (代名詞)』を付け加えることが出来ます。
私は彼女たちにそれをあげます。
まとめ
今回の記事のまとめです。
『目的格人称代名詞』と聞くと、難しく感じてしまうと思います。
しかし勉強をしてみると、ただ『〜に』、『〜を』を置き換えるための代名詞なので、慣れてしまえば難しくありません。
英語と違って代名詞の男性、女性の区別を意識しなければいけませんが、少しずつ覚えていきましょう!
オススメ記事
おすすめ!スペイン語の勉強方法
スペイン語直説法過去未来の解説!